Google Workspaceとは
Google Workspaceとは、Google社が提供するビジネス向けクラウドツールで、
メールやチャット、カレンダー、ドキュメントなどのアプリケーションソフトや
ビジネスツールがセットになった統合型ワークスペースです。
本ページでは、お名前.comで取得した独自ドメインをGoogle Workspaceでご利用いただく際の手順をご案内いたします。
ドメイン所有権の証明
まずはGoogle Workspaceへお申し込みいただき、ドメイン所有権の証明をしていただく必要がございます。
下記URLを参考にGoogle Workspaceのお申し込みと、Google管理コンソール内での「ドメイン所有権の証明」の手続きをお進めください。
▼外部参考リンク(Google Workspace)
Google Workspaceを有効化(DNSによるドメイン所有権の証明)
上記URL内の「ドメイン所有権の証明用の TXT レコードを表示」を参考に
Google管理コンソール内で「google-site-verification=」から始まる固有の文字列を取得されましたら、
取得した文字列のTXTレコードを、お名前.com側で設定します。
●ご注意
ドメインのネームサーバーにお名前.comのもの(01~04.dnsv.jp、またはdns1~2.onamae.com)
以外を設定されている場合は、現在設定されているネームサーバー側でDNSレコードを
追加する必要がございますのでご注意ください。
お名前.com Naviへログインしていただき、
『ドメイン』へマウスを合わせると関連メニューが開きますので、その中から『ドメイン機能一覧』をクリックします。
「ドメイン機能一覧」の画面が表示されましたら、その中から『DNS関連機能の設定』へお進みいただき以下のTXTレコードを追加してください。
※DNSレコード新規追加の詳細な手順はこちらをご参照ください。
ホスト名 | TYPE | TTL | VALUE | 優先 | 状態 |
---|---|---|---|---|---|
空白 (所有権の証明を行うドメイン名) | TXT | 3600 | google-site-verification=********** (※Google管理コンソール内で取得した文字列) | なし | 有効 |
上記のレコードを追加していただきましたら、上記の外部参考リンクを参考に
Google管理コンソールでドメイン所有権を証明してください。
なお、DNSレコードを追加・編集された場合、反映にしばらく時間を要する場合がございます。(最大72時間程度)
TXTレコードを追加してもドメイン所有権の証明ができない場合は、数時間から1日ほどお待ちいただいてから
改めて所有権の証明をお試しください。
Google Workspaceをご利用いただく場合のDNSレコード追加
ドメイン所有権の証明が完了されましたら、TXTレコードを追加された際と同様に
『DNS関連機能の設定』から以下のレコードを追加してください。
なお、Google Workspaceのご登録時期により、設定いただくレコードが異なりますので、
下記より、該当時期のレコードをご確認ください。
●ご注意
Gmail が機能している場合は、MX レコードを変更しないでください。
変更した場合、受信メールが返送される可能性があります。
●2023年3月末までのご登録
ホスト名 | TYPE | TTL | VALUE | 優先 | 状態 |
---|---|---|---|---|---|
空白 | MX | 3600 | aspmx.l.google.com | 1 | 有効 |
空白 | MX | 3600 | alt1.aspmx.l.google.com | 5 | 有効 |
空白 | MX | 3600 | alt2.aspmx.l.google.com | 5 | 有効 |
空白 | MX | 3600 | alt3.aspmx.l.google.com | 10 | 有効 |
空白 | MX | 3600 | alt4.aspmx.l.google.com | 10 | 有効 |
※追加した5つのMXレコードとは別にMXレコードが設定されている場合は削除をお願いします。
●2023年4月以降のご登録
ホスト名 | TYPE | TTL | VALUE | 優先 | 状態 |
---|---|---|---|---|---|
空白または @ | MX | 3600 | smtp.google.com | 1 | 有効 |
※追加したMXレコードとは別にMXレコードが設定されている場合は削除をお願いします。
アプリケーションのDNS設定
Googleのサイトやカレンダーなどの各サービスのURLは
例えばメールサービスではデフォルトで「https://mail.google.com/a/example.com」のような形式になっておりますが
独自ドメインを使った「https://mail.example.com」のような形式(カスタムアドレス)にすることも可能です。
Googleの各サービスのURLをカスタムアドレスに変更する場合は
お名前.com Naviの『DNS関連機能の設定』から以下のようにレコードを追加してください。
ホスト名 | TYPE | TTL | VALUE | 優先 | 状態 |
---|---|---|---|---|---|
指定の文字列(※) | CNAME | 3600 | ghs.googlehosted.com | なし | 有効 |
ホスト名に指定する文字列はGoogle管理コンソール側で独自に指定可能です。
例えばカレンダーサービスのURLを「https://cal.example.com」とする場合は
Google管理コンソール側でカレンダーサービスのURLをそのように設定していただいた上で
お名前.com Navi側で、ホスト名を「cal」としてCNAMEレコードを設定してください。
▼外部参考リンク(Google Workspace)
サービスの URL をシンプルに変更する
●ご注意
本ページの内容に関しましては、Google Workspace側のシステムの変更などによって
変わる可能性がございます。
Google側での操作手順などの詳細についてご不明な場合は、Googleへお問い合わせ
くださいますようお願いいたします。