メールソフトでメールを確認する際、本来は日本語で表示されるはずのフォルダ名が、英語表記になってしまう場合があります。
【例】「受信箱」が「Inbox」、「送信済みアイテム」が「Sent Items」のように表示される
同じメールアカウントでも、利用するメールソフトによって日本語表記になったり英語表記になったりすることがあります。
原因
この現象は、サーバー側の設定ではなく、メールソフト(クライアント)側の表示処理によるものです。
IMAPという通信方式では、受信箱にあたるサーバー上の特別なフォルダの名前は「INBOX」と決められています(大文字・小文字は区別されません)。
これはお名前.comのサーバーに限らず、IMAPを使うすべてのメールサービスに共通する決まりであり、サーバー側でこの名前を変更することはできません。
サーバー上の「INBOX」という名前を、メールソフト側でどのように表示するかは、それぞれのメールソフトによって異なります。
Outlook(とくに新しいOutlookや一部のバージョン)では、この表示の切り替えがうまく働かず、「Inbox」「Sent Items」などの英語表記のまま表示されることがあります。
なお、この現象はお名前.comのサーバーに限らず、他社のIMAPサーバー(Gmail等)を利用している場合でも同様です。
POP3の場合との違い
POP3では、サーバー側にフォルダ構造という概念がなく、受信したメールをローカル端末上に単純にダウンロードするだけの仕組みです。
そのため、メールソフト側が完全に自身の言語でフォルダを作成・管理するため、この「INBOX表記」の問題は基本的に発生しません。
対処方法
本現象はメールソフト側の表示処理に起因するため、お名前.comのサーバー側で修正できる設定項目はありません。
以下はメールソフト側での一般的な対処方法です。
- メールソフトの言語・地域設定を変更する
メールソフトの言語・地域設定を一度別の言語に切り替えて保存し、再度日本語に戻すことでフォルダ名が日本語表記に切り替わる場合があります。 - IMAPではなくPOP3設定に変更する
IMAPの仕様に起因する現象のため、POP3設定に変更することで発生を避けられます。
ただし、複数の端末でメールの既読状態や保存先を共有したい場合は、各端末でメールの状態を同期できるIMAPのほうが便利です。
IMAPのメリットと比較のうえ、POP3への変更をご検討ください。
※メールソフト内の詳しい設定方法については、ご利用のメールソフトの提供元にご確認ください。