- レンタルサーバーベーシック
- AIホームページパック
- レンタルサーバーRSプラン
- お名前メール(エコノミー・ベーシックプラン)
- 共用サーバーSD
- お名前メール(ライト・スタンダードプラン)
- 共用サーバーGS
同じ独自ドメインで、お名前.comのメールサーバーとGoogle Workspaceなどの外部メールサーバーを、MXレコードの設定だけで
メールアドレスごとに分けてご利用いただくことはできません。
1. MXレコードとは
MXレコードは、そのドメイン宛のメールをどのメールサーバーへ配送するかを指定する設定です。
ポイントは、この設定がメールアドレス単位ではなく、ドメイン単位の設定である点です。
つまり「[email protected] はお名前.com提供のサーバーへ、[email protected] はGoogle Workspaceへ」といった、
メールアドレスごとの振り分けをMXレコードだけで実現することはできません。
2. 併用できない理由
1つのドメインに複数のMXレコードを設定することはできますが、MXレコードだけでメールアドレスごとに配送先を振り分けることはできません。
- お名前.comレンタルサーバーのMXレコードを設定した場合:すべてのメールがお名前.comレンタルサーバーに届きます。
Google Workspace側にメールは届きません。 - Google WorkspaceのMXレコードを設定した場合:すべてのメールがGoogle Workspaceに届きます。
お名前.comレンタルサーバーのメールボックスには届きません。
このように、MXレコードはメールアドレスごとに配送先を振り分ける設定ではないため、実質的に「お名前.comレンタルサーバー」か
「Google Workspace」のどちらか一方に限られます。
3. MXレコードに同一の優先度で両方のサーバーを指定した場合
MXレコードには「優先度(プリファレンス値)」という数値を設定できます。この値が小さいものほど優先され、送信側のメールサーバーは
まず最も優先度の高い(数値の小さい)配送先へメールを送ろうとします。
複数のMXレコードを設定する場合、通常はこの優先度に差をつけることで、メインの配送先とサブの配送先(障害時のバックアップ用サーバー
など)を区別します。
※優先度の値は0が最も高くなります。
MXレコードの優先度(プリファレンス値)を、お名前.com提供のサーバーとGoogle Workspaceの双方で同じ値に設定しても、
メールアドレスごとに配送先を振り分けることはできません。
MXレコードを複数指定し、かつ優先度を同じ値にした場合、送信元のメールサーバーは同一優先度の配送先の中から
いずれかのサーバーに配送を試みます。その際、どの配送先が先に選択されるかは固定されていません。
また、優先度が同一のすべてのメールサーバーに同じメールを配送するわけではありませんので、以下のような問題が生じます。
- 特定のメールがどちらのサーバーに届くかを制御できない
- 同じ送信者からのメールでも、送信のたびにお名前.comレンタルサーバー側とGoogle Workspace側のどちらに届くか分からないため、メールの見落としや、実質的な受信漏れにつながる
このため、お名前.comレンタルサーバーとGoogle Workspaceのような異なるメールシステムを同一優先度で指定すると、
正常にメールをご利用いただけなくなります。
以上の理由から、MXレコードの設定だけで、お名前.comレンタルサーバーとGoogle Workspaceを同一ドメイン内で併用することはできません。MXレコードはドメイン単位の設定になるため、いずれか一方のメールシステムを配送先として設定していただく必要があります。
※これはGoogle Workspaceに限らず、その他の外部メールサービスとの併用であっても同様です。