はい、利用できます。
ワイルドカードとは、すでに設定済みのレコード情報以外のホスト(FQDN)にアクセスした場合でも、
VALUEに設定された値を返す機能です。
設定は[*](アスタリスク)で行います。レコード種類別の利用可否は以下表をご参照ください。
レコード種類 | 利用可否 | 備考 |
Aレコード AAAAレコード MXレコード CNAMEレコード SRVレコード | ○ | Aレコード、MXレコード、CNAMEレコードは「ホスト名」に設定可能 SRVレコードは「サービス名」に設定可能 |
NSレコード TXTレコード | × | - |
【注意事項】
※ ワイルドカード利用時は意図しないホスト名でアクセスが行われる場合があるので、設定には十分ご注意ください。
※ ワイルドカードの設定は、ホスト名を省略したレコードは設定されません。
ホスト名を省略したレコード設定をご希望の場合は、別途ホスト名なしのレコード設定が必要となります。
例)ドメインが example.com の場合:
ワイルドカードで「*.example.com」のレコードを設定した場合、ホスト名なしの「example.com」には影響しません。
ホスト名「example.com」のレコードは別途ご設定いただく必要があります。
※ ホスト名には、「*」(アスタリスク)と他の文字が混在する文字列は設定できません。
例)○設定可能:ホスト名に「*」(アスタリスク)1文字のみを入力、または「*.abc」などのサブドメイン形式
×設定不可:ホスト名「abc*」、「*abc」、「abc*abc」、「abc-*abc」など
※ VALUEには、「*」(アスタリスク)を含むホスト(FQDN)の入力はできません。